（２２）達弥西心の宇宙気学

モノの世界の中で、その範囲の中で一生懸命に考えてこうじゃないか、ああじゃないかとやっていても、その中でよりよい選択をしたいためにＭＡＯするだけで、モノ的に判断しているだけです。

それしかありません。

こういう場面で自分はどう動くことを期待されているか、あるいはこういうふうに生きていて良いか、これはちょっと遠いか、というＭＡＯです。

一つが見つかったら、もう後は天の念いを探りながら生きていくわけですから、その時にはじめてこの世のモノの何を選ぶためのＭＡＯではなく、天の念いを探るＭＡＯになっていくのです。

そしてたった一つの道を見つけて歩き出したら、ＭＡＯ通り、ＭＡＯしかありません。

天と共に生き、天と共に歩く、天と共に選び、進むという、そんな感じです。

たった一つしかないのです。

しかし、天の方を向いて生きるなら、道は一つ。

天の方を向いて生きるより、下を向いていた方がイイというような感じになってくるとたった一つが選べないかもしれません。

その一つを選ぶという時に踏み出せないから、悩み、迷い、揺れるのだと思います。